さて、当社のオーバーホールの手順を説明いたしますと、
器材の洗浄
金属専用洗剤を使って超音波洗浄します。その際、緑青(青いカビ)が取れます。取れきれない分は金属ブラシ、希釈塩酸を使って落とします。そのあと、重曹(アルカリ性)で中和してお湯でゴミや汚れを洗い流します。
器材を乾燥
器材を洗浄後、お預かり順に1〜2日間自然乾燥させて充分乾かしておきます。
各器材の組み立て&調整
充分乾燥させた器材を1つずつウェスを使って残っている汚れを拭き取りながら交換した新しいパーツをグリスの必要な個所にグリスアップしながら組み上げていきます。セカンドステージは、エアーもれ、設定中圧での呼吸抵抗を確認します。
全器材の組上げ&リークチェック
ホースのOリングのチェックを行い、全器材を組上げて、メーカー指定のファーストステージの中圧値に設定したあと、残圧計の表示を基準ゲージで確認します。最後に水槽に全器材をつけてエアーもれのチェックを行います。これで問題なければ出来上がりです。